2024(令和6)年度「研究発表と座談会」のご案内
主催:公益財団法人仏教美術研究上野記念財団
共催:京都国立博物館
〜市民の聴講を募集しています〜
以下の要領で2024(令和6)年度の「研究発表と座談会」を開催いたします。
研究者向けの内容ですが、一般市民の聴講も受け付けます。聴講は無料です。
希望者はメールかはがきで、住所、氏名を明記して申し込んでくだい。
定員20人。応募多数の場合は抽選。10月10日必着。当選者に聴講券を送ります。
■テーマ 浄土宗を中心とした祖師信仰とその造形
■期 日 2024(令和6)年10月27日(日)(12時30分から受け付け)
■会 場 京都国立博物館 平成知新館 B1講堂(京都市東山区茶屋町527番地)
■日 程
13:00〜13:05 オリエンテーション
13:05〜13:10 挨拶 公益財団法人仏教美術研究上野記念財団 理事長 佐々木丞平
[研究発表]
13:10〜13:50 浅見龍介氏(東京国立博物館) 法然の肖像について
13:50〜14:30 坪井剛氏(佛教大学) 『知恩講私記』の法然像と専修念仏教団
(休憩10 分)
14:40〜15:20 井並林太郎氏(京都国立博物館) 二祖対面図の成立をめぐって
(休憩・座談会設営20 分)
15:40〜16:55 発表者3氏による座談会 司会:上杉智英氏(京都国立博物館))
16:55〜17:00 閉会挨拶
薬師の瑠璃光浄土、弥勒の兜率天浄土など、わが国で信仰されてきた浄土は複数ありますが、そのなかでも最も信仰を集めたのが阿弥陀の西方極楽浄土でしょう。とくに平安時代の終わりから鎌倉時代にかけておこった、いわゆる「鎌倉新仏教」とよばれるあらたな宗派の中でも、法然による浄土宗、親鸞による浄土真宗、一遍による時宗は、阿弥陀への信仰とその浄土への往生をとげることが、その教えの中心をなしています。また、これらの教団は宗祖への篤い尊崇に特徴があり、多くつくられた肖像画や肖像彫刻、あるいは絵伝がその祖師信仰の強さを物語っています。
今回の研究発表と座談会では、京都国立博物館で開催の特別展「法然と極楽浄土」に関連した美術作品に焦点をあて、これらの機能や目的、様式や作者などの諸問題について、宗教史・美術史の両面から解明し、日本仏教の特質の一面を明らかにしてゆきます。
■申込先
〒605-0931 京都市東山区茶屋町527 京都国立博物館内
公益財団法人 仏教美術研究上野記念財団 事務局
メールアドレス info@ueno-zaidan.or.jp
*お問い合わせはメールか電話(070-7613-9002)で同財団事務局へ |